読者の皆さん、こんにちは!今回は強力な画像背景透過AIツール "Rembg" をGoogle Colabで使う方法について解説していきます。
目次
- Rembgとは
- Google Colabの準備
- Rembgのセットアップ
- 画像をアップロード
- 画像背景透過の実行
- 結果の保存とダウンロード
- まとめ
1. Rembgとは
Rembgは、AIを用いて画像の背景を簡単に透過するツールです。高精度かつ高速に画像の背景透過を行うことができます。
2. Google Colabの準備
Google Colabを使い、Rembgの環境を整えましょう。Google Colabは無料で利用できるPythonのオンライン開発環境です。
手順:
- Google Colabへアクセスする
- 新しいノートブックを作成
3. Rembgのセットアップ
以下のコードをGoogle Colabのセルに入力し、Rembgをインストールします。
!pip install rembg
4. 画像をアップロード
次に、透過したい画像をアップロードしましょう。以下のコードをセルに入力し、実行して画像ファイルをアップロードします。
from google.colab import files uploaded = files.upload() input_image = list(uploaded.keys())[0]
5. 画像背景透過の実行
次に、以下のコードをセルに入力して背景透過を実行します。結果画像は output_image
変数に代入されます。
from rembg import remove with open(input_image, 'rb') as img: output_image = remove(img)
6. 結果の保存とダウンロード
以下のコードで、結果をPNGファイルに保存し、ダウンロードしましょう。
output_file = 'output.png' with open(output_file, 'wb') as img: img.write(output_image.getvalue()) files.download(output_file)
7. まとめ
今回は、画像の背景透過AIツール "Rembg" をGoogle Colabで使ってみました。簡単なコードで高精度な透過が可能であることがわかりました。この方法を参考に、みなさんのPythonプロジェクトに活用してみてくださいね!!