モダンJavaScript入門: 条件文と繰り返し文: if、switch、for、while

目次

  1. はじめに
  2. if文
  3. switch文
  4. for文
  5. while文
  6. まとめ

1. はじめに

JavaScriptでは、特定の条件が満たされた時に特定のコードを実行するために、条件文と繰り返し文を使用します。このブログ記事では、その中でも基本的なif文、switch文、for文、while文について解説します。

2. if文

if文は、条件が真(true)である場合に指定したコードを実行します。基本的な書き方は以下の通りです。

if (条件) {
  // 条件が真の場合に実行するコード
}

例えば、次のコードでは、変数aが10より大きい場合に、「aは10より大きい」と表示します。

let a = 15;
if (a > 10) {
  console.log("aは10より大きい");
}

3. switch文

switch文は、ある変数の値によって実行するコードを分岐させます。基本的な書き方は以下の通りです。

switch (変数) {
  case 値1:
    // 変数が値1の場合に実行するコード
    break;
  case 値2:
    // 変数が値2の場合に実行するコード
    break;
  default:
    // 変数がどの値にも該当しない場合に実行するコード
}

例えば、次のコードでは、変数fruitの値により、それぞれ異なるメッセージを表示します。

let fruit = "apple";
switch (fruit) {
  case "apple":
    console.log("りんごです");
    break;
  case "banana":
    console.log("バナナです");
    break;
  default:
    console.log("どちらでもありません");
}

4. for文

for文は、特定のコードを指定した回数だけ繰り返し実行します。基本的な書き方は以下の通りです。

for (初期化; 条件; 更新) {
  // 条件が真の間、実行するコード
}

例えば、次のコードでは、「Hello, World!」を5回表示します。

for (let i = 0; i < 5; i++) {
  console.log("Hello, World!");
}

5. while文

while文は、特定の条件が真である間、指定したコードを繰り返し実行します。基本的な書き方は以下の通りです。

while (条件) {
  // 条件が真の間、実行するコード
}

例えば、次のコードでは、変数aが10未満である間、「Hello, World!」を表示します。

let a = 0;
while (a < 10) {
  console.log("Hello, World!");
  a++;
}

6. まとめ

この記事では、JavaScriptの基本的な制御構造であるif文、switch文、for文、while文について解説しました。これらを理解し、適切に使用することで、より複雑で効率的なプログラムを書くことができます。