目次
1. はじめに
JavaScriptでは、特定の条件が満たされた時に特定のコードを実行するために、条件文と繰り返し文を使用します。このブログ記事では、その中でも基本的なif
文、switch
文、for
文、while
文について解説します。
2. if文
if
文は、条件が真(true)である場合に指定したコードを実行します。基本的な書き方は以下の通りです。
if (条件) { // 条件が真の場合に実行するコード }
例えば、次のコードでは、変数a
が10より大きい場合に、「aは10より大きい」と表示します。
let a = 15; if (a > 10) { console.log("aは10より大きい"); }
3. switch文
switch
文は、ある変数の値によって実行するコードを分岐させます。基本的な書き方は以下の通りです。
switch (変数) { case 値1: // 変数が値1の場合に実行するコード break; case 値2: // 変数が値2の場合に実行するコード break; default: // 変数がどの値にも該当しない場合に実行するコード }
例えば、次のコードでは、変数fruit
の値により、それぞれ異なるメッセージを表示します。
let fruit = "apple"; switch (fruit) { case "apple": console.log("りんごです"); break; case "banana": console.log("バナナです"); break; default: console.log("どちらでもありません"); }
4. for文
for
文は、特定のコードを指定した回数だけ繰り返し実行します。基本的な書き方は以下の通りです。
for (初期化; 条件; 更新) { // 条件が真の間、実行するコード }
例えば、次のコードでは、「Hello, World!」を5回表示します。
for (let i = 0; i < 5; i++) { console.log("Hello, World!"); }
5. while文
while
文は、特定の条件が真である間、指定したコードを繰り返し実行します。基本的な書き方は以下の通りです。
while (条件) { // 条件が真の間、実行するコード }
例えば、次のコードでは、変数a
が10未満である間、「Hello, World!」を表示します。
let a = 0; while (a < 10) { console.log("Hello, World!"); a++; }
6. まとめ
この記事では、JavaScriptの基本的な制御構造であるif
文、switch
文、for
文、while
文について解説しました。これらを理解し、適切に使用することで、より複雑で効率的なプログラムを書くことができます。