Denoと次世代のサーバーレスアーキテクチャの到来

目次

  1. はじめに
  2. Denoとは何か?
  3. サーバーレスアーキテクチャとその進化
  4. Denoでのサーバレス開発
  5. まとめ

はじめに

この記事では、新たなJavaScript/TypeScriptランタイムである「Deno」と、それがもたらす可能性を秘めた「次世代のサーバレスアーキテクチャ」について解説します。

Denoとは何か?

Deno はRyan Dahl氏(Node.js の創設者)が開発した新しいJavaScript/TypeScriptランタイムです。セキュリティやモジュールシステムなど、Node.js の課題を改善することを目指して設計されました。

サーバレスアーキテクチャとその進化

Serverless Architecture(サーバレスアーキテクチャ)」 では、開発者がインフラストラクチャ管理から解放され、コード実行だけに集中できます。しかし、これまで主流だった Node.js 環境では一部制約がありました。それら制約へ対処する形で登場した新技術が Deno です。

Denoでのサーバレス開発

以下では簡単なHTTPエンドポイントを作成する例を示します:

// Importing required modules
import { serve } from "https://deno.land/std@0.x/http/server.ts";

// Create server
const server = serve({ port: 8000 });

console.log("http://localhost:8000/ is up and running");

// Handling requests
for await (const req of server) {
  req.respond({ body: "Hello from Deno!" });
}

上記のコードは、DenoでHTTPサーバを起動し、すべてのリクエストに対して"Hello from Deno!"というレスポンスを返します。これはローカルで実行することも可能ですが、さらにDenoランタイムがサポートされるクラウド環境(例えばAzure Functionsなど)であれば、このコード片一つでサーバレスアプリケーションとしてデプロイ・実行することも可能です。

まとめ

この記事では新たなJavaScript/TypeScriptランタイム「Deno」について解説しました。そしてそれがもたらす「次世代のサーバレスアーキテクチャ」について考察しました。Denoはセキュリティやモジュールシステムの改善を図りながら、新たな開発体験を提供します。そしてそれは、より簡易かつ強力なサーバレスアプリケーション開発へ道筋を示しています。