はじめに
Javaは、強い型付け言語であり、すべてのデータと変数には型が存在します。この記事では、Javaのデータ型と変数の基本をマスターし、実践的なコード例を紹介します。
データ型とは
データ型は、プログラム内で使用するデータの種類を表します。Javaでは、データ型は主に2つのカテゴリーに分けられます。
- プリミティブ型
- 参照型
プリミティブ型
プリミティブ型は、Javaの基本的なデータ型であり、以下の8つの型があります。
- 整数型
- byte (1バイト)
- short (2バイト)
- int (4バイト)
- long (8バイト)
- 浮動小数点型
- float (4バイト)
- double (8バイト)
- 文字型
- char (2バイト)
- 論理型
- boolean (1ビット)
// プリミティブ型の宣言と初期化例 byte b = 10; short s = 300; int i = 1000; long l = 5000L; float f = 3.14f; double d = 3.141592; char c = 'A'; boolean bool = true;
参照型
参照型は、オブジェクトへの参照を格納するデータ型です。以下は、いくつかの一般的な参照型の例です。
- クラス
- インターフェース
- 配列
// 参照型の宣言と初期化例 String str = "Hello, World!"; Integer num = new Integer(100); List<String> list = new ArrayList<>();
変数宣言と初期化
Javaでは、変数を使用する前に宣言と、必要に応じて初期化する必要があります。
// 型 変数名; int x; // 型 変数名 = 初期値; char y = 'B'; // 変数の初期化 x = 10;
まとめ
この記事では、Javaのデータ型と変数の基本を学びました。プリミティブ型と参照型の違いを理解し、変数宣言と初期化の方法をマスターすることで、Javaプログラムの効果的な開発が可能になります。これらの基本知識をしっかりと身につけることで、Javaの世界がさらに広がります。