Javaのデータ型と変数:基本をマスターする

  1. はじめに
  2. データ型とは
  3. プリミティブ型
  4. 参照型
  5. 変数宣言と初期化
  6. まとめ

はじめに

Javaは、強い型付け言語であり、すべてのデータと変数には型が存在します。この記事では、Javaのデータ型と変数の基本をマスターし、実践的なコード例を紹介します。

データ型とは

データ型は、プログラム内で使用するデータの種類を表します。Javaでは、データ型は主に2つのカテゴリーに分けられます。

  • プリミティブ型
  • 参照型

プリミティブ型

プリミティブ型は、Javaの基本的なデータ型であり、以下の8つの型があります。

  1. 整数型
  2. byte (1バイト)
  3. short (2バイト)
  4. int (4バイト)
  5. long (8バイト)
  6. 浮動小数点型
  7. float (4バイト)
  8. double (8バイト)
  9. 文字型
  10. char (2バイト)
  11. 論理型
  12. boolean (1ビット)
// プリミティブ型の宣言と初期化例
byte b = 10;
short s = 300;
int i = 1000;
long l = 5000L;

float f = 3.14f;
double d = 3.141592;

char c = 'A';

boolean bool = true;

参照型

参照型は、オブジェクトへの参照を格納するデータ型です。以下は、いくつかの一般的な参照型の例です。

  • クラス
  • インターフェース
  • 配列
// 参照型の宣言と初期化例
String str = "Hello, World!";
Integer num = new Integer(100);
List<String> list = new ArrayList<>();

変数宣言と初期化

Javaでは、変数を使用する前に宣言と、必要に応じて初期化する必要があります。

// 型 変数名;
int x;

// 型 変数名 = 初期値;
char y = 'B';

// 変数の初期化
x = 10;

まとめ

この記事では、Javaのデータ型と変数の基本を学びました。プリミティブ型と参照型の違いを理解し、変数宣言と初期化の方法をマスターすることで、Javaプログラムの効果的な開発が可能になります。これらの基本知識をしっかりと身につけることで、Javaの世界がさらに広がります。