モダンJavaScript入門: 文字列内の特定の文字を数える方法・応用例

目次

  1. はじめに
  2. 特定の文字の数を数える基本的な方法
  3. コード例
  4. 応用例
  5. まとめ

1. はじめに

この記事では、JavaScriptで文字列内の特定の文字を数える方法について詳しく解説します。基本的な方法から応用例まで、具体的なコード例とともに学んでいきましょう。

2. 特定の文字の数を数える基本的な方法

JavaScriptで文字列内の特定の文字を数える基本的な方法は、split()メソッドとlengthプロパティを用いる方法です。split()メソッドで特定の文字を分割点として配列を作成し、その配列の要素数から1を引くことで、特定の文字の数を数えることができます。

3. コード例

以下に具体的なコード例を示します。

let str = "Hello, World!";
let targetChar = "l";
let count = str.split(targetChar).length - 1;
console.log(count);  // 3

このコードでは、文字列"Hello, World!"内の文字"l"の数を数えています。結果は3と表示されます。

4. 応用例

この手法をさらに応用すると、文字列内の複数の異なる文字の数を数えることも可能です。以下に具体的な応用例を示します。

4.1 具体的な応用例1

let str = "Hello, JavaScript!";
let targetChars = ["a", "e", "i", "o", "u"];
targetChars.forEach(char => {
  let count = str.split(char).length - 1;
  console.log(`"${char}": ${count}`);
});

このコードでは、文字列"Hello, JavaScript!"内の各母音の数を数えています。

4.2 具体的な応用例2

let str = "Hello, JavaScript!";
let targetChar = "l";
let count = [...str].filter(char => char === targetChar).length;
console.log(count);  // 2

このコードでは、スプレッド演算子filter()メソッドを使用して特定の文字の数を数えています。

4.3 具体的な応用例3

let str = "Hello, JavaScript!";
let targetChars = ["H", "e", "l", "o"];
let counts = targetChars.map(char => {
  return str.split(char).length - 1;
});
console.log(counts);  // [1, 2, 3, 2]

このコードでは、map()メソッドを使用して複数の文字の数を一度に数えています。

5. まとめ

JavaScriptで文字列内の特定の文字を数える方法について学びました。基本的な方法から応用例まで、具体的なコード例とともに解説しました。この知識を活用して、より複雑な文字列操作に挑戦してみてください。