非同期処理はJavaScriptの重要な部分ですが、コールバックやPromiseだけではコードが複雑になりがちです。そこで、Async/Awaitが登場しました。この記事では、Async/Awaitの基本的な使い方とその利点について説明します。
目次
1. Async/Awaitとは
Async/Awaitは、JavaScriptの非同期処理をより簡単に扱うための構文です。これにより、非同期コードを同期コードのように書くことができます。
2. Async関数
Async関数は、非同期処理を行う関数を定義するための構文です。この関数は必ずPromiseを返します。
async function fetchData() { let response = await fetch('https://api.example.com/data'); let data = await response.json(); return data; }
3. Await式
Await式は、Promiseの解決を待つための構文です。これは、Async関数の中でのみ使用できます。
let data = await fetchData();
console.log(data);
4. エラーハンドリング
Async/Awaitでは、エラーハンドリングを行うためにtry/catch構文を使用します。
async function fetchData() { try { let response = await fetch('https://api.example.com/data'); let data = await response.json(); return data; } catch (error) { console.error(error); } }
5. まとめ
Async/Awaitは、JavaScriptの非同期処理を簡単に扱うための強力なツールです。これにより、非同期コードを直感的に書くことができ、エラーハンドリングも容易になります。
次回は、「モダンJavaScript入門: 配列メソッド」について詳しく解説します。お楽しみに!