モダンJavaScript入門: Async/Await

非同期処理はJavaScriptの重要な部分ですが、コールバックやPromiseだけではコードが複雑になりがちです。そこで、Async/Awaitが登場しました。この記事では、Async/Awaitの基本的な使い方とその利点について説明します。

目次

  1. Async/Awaitとは
  2. Async関数
  3. Await式
  4. エラーハンドリング
  5. まとめ

1. Async/Awaitとは

Async/Awaitは、JavaScriptの非同期処理をより簡単に扱うための構文です。これにより、非同期コードを同期コードのように書くことができます。

2. Async関数

Async関数は、非同期処理を行う関数を定義するための構文です。この関数は必ずPromiseを返します。

async function fetchData() {
  let response = await fetch('https://api.example.com/data');
  let data = await response.json();
  return data;
}

3. Await式

Await式は、Promiseの解決を待つための構文です。これは、Async関数の中でのみ使用できます。

let data = await fetchData();
console.log(data);

4. エラーハンドリング

Async/Awaitでは、エラーハンドリングを行うためにtry/catch構文を使用します。

async function fetchData() {
  try {
    let response = await fetch('https://api.example.com/data');
    let data = await response.json();
    return data;
  } catch (error) {
    console.error(error);
  }
}

5. まとめ

Async/Awaitは、JavaScriptの非同期処理を簡単に扱うための強力なツールです。これにより、非同期コードを直感的に書くことができ、エラーハンドリングも容易になります。

次回は、「モダンJavaScript入門: 配列メソッド」について詳しく解説します。お楽しみに!