Javaとコマンドライン引数の取得
目次
はじめに
Javaアプリケーションを開発する際、コマンドライン引数を取得することは一般的です。この記事では、Javaでコマンドライン引数を取得する方法とその活用法について詳しく説明します。
コマンドライン引数とは?
コマンドライン引数は、コマンドラインからプログラムに渡すパラメータや設定です。Javaアプリケーションでは、コマンドライン引数を使用してプログラムの動作をカスタマイズできます。
Javaでのコマンドライン引数の取得方法
コマンドライン引数の取得
Javaでコマンドライン引数を取得するには、main
メソッドの引数として String[] args
を使用します。これにより、コマンドライン引数が文字列の配列として提供されます。
public static void main(String[] args) { // args 配列を使ってコマンドライン引数を取得 for (String arg : args) { System.out.println("コマンドライン引数: " + arg); } }
コマンドライン引数の利用例
以下は、コマンドライン引数を利用してファイル名を指定し、ファイルを読み込むJavaプログラムの例です。
import java.io.*; public class FileReaderApp { public static void main(String[] args) { if (args.length != 1) { System.out.println("ファイル名を指定してください。"); return; } String fileName = args[0]; try (BufferedReader reader = new BufferedReader(new FileReader(fileName))) { String line; while ((line = reader.readLine()) != null) { System.out.println(line); } } catch (IOException e) { e.printStackTrace(); } } }
コマンドライン引数のパースとバリデーション
コマンドライン引数を取得した後、必要に応じてパースやバリデーションを行うことができます。たとえば、整数やフラグを受け入れるコマンドライン引数を処理する場合などです。
まとめ
この記事では、Javaでコマンドライン引数を取得する方法とその活用法について説明しました。コマンドライン引数を利用することで、Javaアプリケーションを柔軟に設定し、カスタマイズできるようになります。コマンドライン引数を適切に扱うことで、プログラムの使いやすさと拡張性を向上させましょう。