Next.jsアプリケーションに独自ドメインを設定する方法について説明します。この記事では、以下の目次に沿って、独自ドメイン設定の手順を詳しく解説していきます。
目次
1. 独自ドメインを購入する
まずは、適切なドメイン登録業者(レジストラ)を選び、独自ドメインを購入してください。例えば以下のようなレジストラがあります。
独自ドメインを決定したら、購入手続きを完了させましょう。
2. DNS設定を行う
ドメインが購入できたら、ドメインのDNS設定を行います。DNS設定は、ドメインをNext.jsアプリケーションに紐付けるために行います。
例えば、Vercelを使用している場合、独自ドメインを設定する手順は以下の通りです。
- Vercelダッシュボードにログインし、プロジェクトを選びます。
- 「Settings」タブをクリックし、「Domains」セクションに移動します。
- 「Add Domain」をクリックし、購入したドメイン名を入力します。
Vercelにドメインを追加すると、CNAMEレコードの設定方法が表示されます。DNS設定を更新して、CNAMEレコードを追加してください。
3. Next.jsプロジェクトに独自ドメインを設定する
Next.jsプロジェクトに独自ドメインを設定するには、プロジェクトのルートディレクトリにnext.config.js
ファイルを作成し、以下のように設定します。
module.exports = { env: { canonicalUrl: 'https://your-custom-domain.com', }, };
設定が完了したら、アプリケーション内のリンクやメタタグなどで、canonicalUrl
を使用できます。
4. Next.jsアプリをデプロイする
独自ドメインの設定が完了したら、Next.jsアプリケーションをデプロイします。Vercelを使用している場合、Gitリポジトリをプッシュすることで簡単にデプロイできます。
git add . git commit -m "Setup custom domain" git push
デプロイが完了すると、新しいURLでアプリケーションにアクセスできるようになります。
5. SSL証明書を設定する
最後に、独自ドメインにSSL証明書を設定し、HTTPSでアプリケーションにアクセスできるようにしましょう。Vercelを使用している場合、自動的にLet's Encryptが提供するSSL証明書が設定されるため、手動で設定する必要はありません。
以上で、Next.jsで独自ドメイン設定が完了です。ユーザーは独自ドメインURLでアプリケーションにアクセスできるようになります。